2025.04.30 00:08えっちゃんを偲ぶ会を開催しました 4月29日祝日のよく晴れた午後、えっちゃん偲ぶ会を開催しました。学生時代のサークル、仕事、なりわいやジェンダーを通した活動、さまざまな場所で生きたえっっちゃんの思い出を交換することで、「知らなかったえっちゃんの横顔を見ることができた」、と参加したみんなが思える、和やかな会となりました。また、新たな繋がりを作ってくれるのは、やっぱりえっちゃんなのだな・・と実感する時間でもありました。 時間を作って遠い道のりをいらしてくださった皆様、ありがとうございました。写真は、この日に合わせて特別に印刷したえっちゃんの闘病記録でもある『ガンと呼ばれる生命体と共生した日々』です。 AmazonKindleでもオンデマンドで印刷したものが入手できるようにいたしました。ぜ...
2025.04.15 14:01家父長制を存続させるための知恵とは・・「『家父長制の起源 男たちはいかにして支配者になったのか|集英社 ― SHUEISHA ―《各界から絶賛の声、多数!》家父長制は普遍でも不変でもない。歴史のなかに起源のあるものには、必ず終わりがある。先史時代から現代まで、最新の知見にもとづいた挑戦の書。――上野千鶴子氏 (社会学者)男と女の「当たり前」を疑うことから始まった太古への旅。あなたの思い込みは根底からくつがえる。――斎藤美奈子氏 (文芸評論家)家父長制といえば、 “行き詰まり”か“解放”かという大きな物語で語られがちだ。しかし、本書は極論に流されることなく、多様な“抵抗”のありかたを丹念に見ていく誠実な態度で貫かれている。――小川公代氏 (英文学者)人類史を支配ありきで語るのはもうやめよう。...
2025.04.15 09:38『Another World Infoshop』の本棚に『シニア女性白書』が!Another World Infoshopさんは、2022年より名古屋の今池に開いているインフォショップ。フェミニズムを中心に急進的な思想のZINEやグッズを置いているそうです。 ZINEライブラリもあって、本棚の一部はBook Exchangeで、読み終わった本と交換して持ち帰ることができるのだとか。お近くの方はぜひいらしてみてください!ここの本棚に、『シニア女性白書』を置いてくださるというお話をいただき、初めて知りましたが、ZINEをこうして取り扱う場があったのですね。Another World Infoshopさんの取り組みに敬服!他にも様々な角度からフェミニズムを描いた冊子があって、わくわくします。名古屋は千種区仲田にリアルな場もお持ちとのこ...
2025.04.12 13:45国際女性デーとミモザの花について前回、Alliece You Tooのメルマガで「ミモザの花は3月8日の国際女性デーのシンボル」とお伝えしたところ、読者の方から「感謝を表すミモザが国際女性デーのシンボルになっているのはイタリアだけで、日本では国際女性デーの意味が歪曲されている気がする」というご指摘をいただきました。そこで少し調べてみたところ、日本における、国際女性デーについての認識の浅さ、またはずれのようなものが見えてきました。*以下はWikipedia等のインターネット上で得られた情報をもとにした内容ですので、正確性に欠ける部分もあるかもしれません。その点をご理解いただければと思います。【国際女性デーの由来】国際女性デーは20世紀初頭のヨーロッパと北米での労働運動に端を発し、女性の...
2025.04.09 05:18『家父長制の起源 男たちはいかにして支配者になったのか』を読む4月より、土曜日の朝の「フェミ読みで目醒める読書会」ではこちらの本を読みます。 邦訳されて様々な分野から評価されている『家父長制の起源男たちはいかにして支配者になったのか』 (アンジェラ・サイニー 著 道本 美穂 訳) なかなか読み応えのある本ですが、目次のタイトルだけ見ても内容が想像しにくく、まだあまり詳細が明かされていないので、英国のロンドン・スクール・オブ・エコノミクスの本のレビューサイトにあるウェストスコットランド大学博士課程に所属するNicoleta Ciubotariu さんの記事を粗訳してご紹介したいと思います。 Nicoleta Ciubotariuは、家父長制の起源を理解することは、家父長制に異議を唱え...
2025.04.03 13:48えっちゃんは多聞天だった?妙輪寺で供養を 大磯の妙輪寺は、YouTooの代表であった古怒田のえっちゃんが生前に通ったお寺だ。そこには、愉快な仲間と集まっていたらしい。お堂で説法を聞き、ご飯を食べながらお酒を飲みながらおしゃべりに興じる。また、震災後の相馬へ出かけたり、JAL機の墜落した御巣鷹山へ登ってのお参りなど、体力の要る活動もした。そんな仲間との時間を大切にしていたようだ。 3月22日、土曜日の午後、大磯まで足を伸ばして、その仲間たちに会ってきた。シニア女性が一緒に住む場を作る、海外のツアーガイドさん。女性が仕事を持って生きていくために話をする居場所を作った方。コミュニティカフェを運営するお料理上手な方。どなたも、えっちゃんと同じくしたであろう志を持ち、それを実現してきた方々だ。「ほ...