2024.05.26 23:53「おばあちゃんみたいな」とは?〜私たちの中にあるエイジズム〜50代女性ふたりがおしゃべりを展開するポッドキャストの番組をよく聞いている。本音全開、しなやかで自由な活動を実践し、いろんな事象をおもしろがり、ときにゆるりと休み、真剣にお肌ケアやヘルスを思考する。肩肘はらない、「女子校トーク」が楽しい。そんな彼女たちの番組で先日おすすめアイテムを紹介していた。なかで紹介されていたのがショッピングカート。これについて「おばあちゃんたちが使っている」ようなデザインではなく、スタイリッシュでオシャレな、パリっぽい商品がある、というように言及していた。「おばあちゃんたちが使っているような」のイメージはわかる。一方で、このところAllianceYouTooの朝のフェミ読みでテーマとしている「エイジング」「エイジズム」に関するテ...
2024.05.19 00:23ニッポンの文化AllianceYouTooでは、1ヶ月に一度、金曜日の夜にオンラインスナックを「開店」している。5月17日金曜日のオンラインスナック告知サイトこの日のおしゃべりのなかで「日本では男尊女卑が文化になっている」。すこし過激だけれど、言い得て妙なこんな発言があった。それに続く言葉として、「結婚願望」は依然として、多くの女性が抱いており、なかには「専業主婦」を「第一志望」とすえて婚活に取り組む女性もある。そうした発想が、男尊女卑をいまだ継続させているのではないか、という見方もあった。「男女平等」「男女共同参画」「女性の権利拡大」と謳われている日本にも旧態依然とした思考は根強く残っている。結婚、夫婦のありようから発展し、離婚後も、父と母双方が子どもの親権を持つ...
2024.05.12 04:57変わったけれど、変わらないMaiSaiに行った。女性政策研究家の三井マリ子さんが、登壇するというのが大きな理由だ。イプセン専門家で翻訳家のアンネ・ランデ・ペータースさんとのリレートークが展開されている。イプセンは、妻の影響を受け、「人形の家」のノラが家でする結末に変えたそうだ。しかし演じる役者が「女性が家を出るストーリーなんて演じられない」と当初の舞台公演時は拒否。やむなく、イプセンは2通りの結末を作ったとか。イブセンが人形の家を書いたのは1879年。ものがたりは、「わたしは私の人生を生きる。父親の人形でも夫の人形でもない」と気づきを得る、女性の精神的自立が軸になっている。この時代にしては実に画期的な、あまりに画期的な展開だ。ノルウェーは平等の国、と言われるが、当時はまだまだ女...
2024.05.09 01:05昔話の家父長空気寝入りばなに、「よく眠れる」とあるYouTubeの読み聞かせ音声を聞いていた。昔話だという。嫁と、姑が、同タイミングで子どもをさずかり、同日出産した。すると、どちらがどちらの子供かわからなくなってしまった。子どもは男と女。嫁も姑も「男の子が自分の子供だ」と言い張る。子どもを取り上げた医者も産婆も当惑する。そこで、女の子どものからだにあるアザが、嫁と姑のどちらかにあれば分かるのではないか、というアイデアが出る。あざは、嫁のからだにあった。嫁は「たしかに私のこども」と泣き崩れる。聞けば「夫が、なんとしても男の子を産めというから・・・」と。嫁はわが子を抱きしめて、さらに泣く・・・という流れだ。ふむ。こうしたことは、あながち架空の話ではなかったのではないか。あ...