2021.09.30 11:58彼は私を愛してくれた・・・?--私は今、女性とその子どもたちが暮らす家に暮らしている。いわゆる「シェルター」と言われている場所だ。高校卒業後に結婚した夫はいわゆる「DV」夫だった。そんな夫から逃れてたどりついたのだ。シェルターでは、そこで暮らす女性たちが自身の体験を話す時間がある。いま、この時間を通して、夫のことを、改めて思い返している。話すことで自分自身を客観的に見られ、自分自身のとらえ方がいかに偏っていたかがわかってきた。--●私は何をしてもダメな子だった私の両親は、仲が悪かった。母は、いつも父から「お前は何もできない、料理は下手くそだし、部屋のなかはいつもちらかっている」と言われていた。父は公務員で、定時には仕事が終わるから、毎日ほぼ同じ時間に帰ってきていた。家にいるときの...
2021.09.29 06:56緑色の箸 最近、よく母と夕食を共にする。父が亡くなり、母がひとりになったからだ。 仕事を終え、簡単にさっと作った一品の皿を持ち、息子と一緒に母の食卓に並ぶようになった。専業主婦歴の長い母が、しっかり主菜を用意してくれているから、という理由も大いにある。 ある日、人数分の取り皿と箸を出す母からそれを受け取り、それぞれの席に並べた。息子の座る席に赤い箸、自分の前に緑色の箸を置く。能登で買ってきた輪島塗の大好きな箸だ。すると、母がわざわざ手を伸ばして、「あら、ゆうたくんが緑でしょう。男の子なんだから」と、赤い箸と入れ替えた。「え・・・?」男の子だから「緑色」、という理由はどこにあるのだろう。心の中で苦笑するしかない。 思えば、母は男の子が女の子っぽい恰好をすることを...
2021.09.22 13:40助成事業で冊子をつくります この度、AYT(Alliance YouToo)の事業が『あだちまちつくりトラスト助成金事業』として足立区より支援を受けられることとなりました。 生きづらさを抱えた中高年の女性の声を集めて、冊子を作る事業です。女性のウェルビーングに焦点にあて、誰もが生きやすい街づくりを目指すための政策につながる事業です。 そこで、多くの女性の生の声を集めるためのアンケートにご協力をお願いしたく思います。10分〜20分程度のお時間を頂くことになりますが、みなさまの生の声をお寄せ頂ければ幸いです。 「YouToo未来につなげるアンケート」 https://forms.gle/vz6PnnsPD2hRML5s8 可能でしたらアンケートの後にインタビューで詳細なお話を...
2021.09.02 16:55自分でいられる場所があること どこにいても「ここは自分の居場所じゃない」と感じる。居心地が悪いと、「ここは仮の場所だから」と自分を納得させる。そして、いつも本当の居場所を探している。そんな人は私だけじゃないんだ。と最近になって気づいた。そんな「居場所」を探している人が集って、不安を持たず、自然に言葉を交わし合える場所が作れたらよいな、と思う。傷つけあわず、否定せず、安心して自分のことを話せる場が、この世に存在したら嬉しい人は多そうだ。でも、そんな場所はあるのだろうか。 そもそも何故、人は人の言葉に傷ついてしまうのだろう。人は、傷つけようとしてその言葉を吐くのだろうか。きっとそうではない。私たちは誰でも、そんなつもりは全くないのに、人を傷つけてしまったという経験があるはず。 こころ...