ある自治体の行政相談の仕事をされている方とお話しをする機会がありました。
40代以上の、非正規シングル女性たちの困難さは可視化されにくい、という話をしましたら「本人の自己選択の問題だと感じる。私の周りにはそういう人はいない」とのこと。正規職の仕事がないわけがなく、それは本人が選んだ結果、そうなっている気がする、ということのようです。つまり自己責任ということなのかな。あくまで「自己選択」という言葉を使われていました。
そんななか新聞に、「貧困と『努力』」というテーマで記事が掲載されていました。
生活保護受給者に関する著名人の謝罪発言の「頑張っている人もいる」という発信について、3人の筆者が意見を寄せていました。
「生活保護受給という状況になったのははあなたの責任、ガンバリが足らない」
と
「非正規職で苦しむのは「自己"選択"」の結果」
という捉え方
共通するなあと思いつつ、ざわざわモヤモヤ感を否めないのです。
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