2023.09.30 21:00わたしの身体 〜15年の間、燻っていた思いをここに私は海外に住んでいる。今日、子宮がん検診に行ってきた。病院で、担当のナースのお決まりの説明(検査の目的や流れなど)を一通り聞いた後、私は言った。「毎回この検査が怖くて泣いてしまいます。今日もそうかもしれません。それでも検査を進めてください」この一言を言うだけで、これまでの15年くらいのアレコレを思い出して情けない気分になり、泣きそうになっていた。ナースは同意し、一番小さい器具を使うことにしようと提案した。(検査器具を膣に突っ込む必要があるため)これまで、検査がうまくいかなかった理由はこんなだ。・性的なトラウマのカウンセリングを受けろと提案され、紹介状を書いてもらった先の機関には、そういうサービスがなくなっていた。 その上、私が問い合わせるまで何ヶ月間も...
2023.08.12 00:10男の子を育て直したい〜『これからの男の子たちへ』を読んで離婚事案も扱う弁護士で、ふたりの男の子の母親でもある太田啓子さんの著書、『これからの男の子たちへ』(太田啓子著・大月書店)を読みました。以前アルティシアさんの講演会で、この本が、フェミニスト・上野千鶴子さんに抵抗感のある男性や、学校で性教育に悩む教師から生徒へ、家庭で息子に教えるのに役に立つ、と勧められていたのが気になっていました。最近ようやく、夫からのDVやモラハラに苦しむ妻の話が社会の表に出て来るようになりました。つくづく、幼い頃から、親や、社会から発せられる価値観や行動パターンとして女らしさ男らしさを刷り込まれた事が、女性への加害を生んできたのだと痛感しします。女性は、被害を受けても「女性を思えばこそ、愛しているからこそしたのだ。男はそういうもの...
2023.07.09 13:38女性への暴力撤廃を訴えよう◆女性に対する暴力撤廃デー毎年11月25日は、女性に対する暴力撤廃の国際デーと定められています。レイプやDV(家庭内暴力)など、女性に対する暴力の実情の啓発を目的に制定された日です。また、12月10日の世界人権デーまでの16日間は性差別による暴力廃絶活動の期間ともされていて、世界中で様々なアクションが行われます。テーマカラーは紫色。パープルのリボンをつけて連帯を示しましょう。「あるこうよ むらさきロード」は、当事者とアライが思い思いに紫色で着飾ったり仮装したりして、暴力撤廃を叫ぶパレードです。今年は11月23日に表参道で開催予定。スローガンの「悪いのは加害者だ。あなたは悪くない」に続けて、当事者からのメッセージをコールして歩きます。また途中、数ヶ所で歩...
2023.07.01 00:02モヤる言葉に傷つけられてきた私たちのために『あなたの心はどう守る?~モヤる言葉に傷つけられないために~』を聴いてきました!作家のアルテイシアさんが、神戸から千葉へ来てお話しくださるなんて貴重な事と思い、様々な不安を抱えつつも、電車で行ってきました。 会場のホールの定員は80名で満席でした。キャンセル待ちもあったので、これは絶対に行かなくてはと、暑い中汗だくで駅からふらつきながら歩きました。ほぼ引きこもり専業主婦は、完全に運動不足です。女性ばかりかと思っていましたが、男性も多くいました。私の視野から少なくとも8名程はいました。アルテイシアさんについては読み始めたばかりでよく存じ上げないし、フェミニストについてもまだ学び始めたばかりなのですが、眠くなることもなく最後まで興味深く聞くことができました...
2023.06.03 06:17MIMOZA Ways ミモザウェイズ1910-2020わたしたちの道わたし、が異なる複数の時代にいたら。そんなことを思いながら楽しくワクワクしながらそしてシン、とした心持ちで観ました♪「MIMOZA Ways ミモザウェイズ1910-2020.わたしたちの道」!こころの元気と、明日への明るい気持ちや勇気を得られる作品です!***わたし。明治の時代。もやもやした思いを抱えながらユーモアと元気好奇心を忘れずに学ぶこと、知ること、愛したい人を愛することを実践した「私」。そして獲得した女性参政権。一方、早くから「私が私らしく生きる」ことの大切さと権利に気づき言語化を通し自身を開放する活動をする、「青踏」を参画し、行き交う女性たち。大正から昭和の時代。女性たちが社会に目を向けながら家庭では依然として「妻」であり「母」であることを...
2023.05.21 11:41赤松・コルティジェンダー平等基金記念・ランチコンサート初夏の陽気の日曜日、赤松・コルティジェンダー平等基金記念のランチコンサートへ出かけました。赤松良子さんがコルティさんとのジェンダー平等への歩みをちゃめっけ一杯にお話くださった後はピアノ演奏🎶お二人のシスターフッドをセットリストとカジュアルトークに詰め込んだ瀬尾真喜子さんの編集力はすごい!陽の光を思わせる背景と高い天井、ピアノを弾く彼女の指に光るコルティさんの2.7ct. ダイヤの醸す特別な空間で、曲はショパンの「革命のエチュード」からドビュッシーの「喜びの島」へ。この場に合わせたというラストの即興も、ハッピーフェミニストな私たちの心に沁みました。ここで基金の助成事業として報告された日本の女性史100年の舞台「ミモザ・ウェイズ」は、今後制作者と一緒に都...
2023.04.27 04:23自分を「鋳型」に押し込んできた女性たちへ「女の子らしくふるまいなさい。髪型も服装も女の子らしくして、誰にも好かれるように。」アディーチェは、著書の『イジェアウェレへ フェミニスト宣言、15の提案』で、女の子にそんな言葉をかけることのないように、と提案します。誰にも好かれる”素敵な女性”像は、それによって利益を得る人たちが作り上げた虚像。なのに、女の子たちはそれを目指すように育てられてきました。いつの間にか、その虚像は、女性たちの目標になってしまったのです。そのために、時間やお金も消費してきました。”素敵な女性”になるために、生きるための学びの時間さえも犠牲にしてきました。それは、自立を目指すものではなく、依存によってしか生きられない道であるにも拘らず。アディーチェは、「私たちが生きる世界は、...
2023.03.11 11:38姑の言葉が時代錯誤でもやもや「老後は、あなたにお世話なんてしてもらわなくていいわ。」姑が、そう言います。「どうしてまめに連絡くれないの?」「もうちょっと気をつかって」「あなたは、うちの苗字を名乗る限り嫁なのよ。ちゃんとして!」とも言われます。会うと必ず病気の話をして、「私がどんなに辛い思いしたか、わかる?」と同情を求めます。私のことを認めていないのに、私には、連絡して、ちゃんとして、同情して、と求めてくる。老後の世話も、しなくて良いと言ってるけど、ほんとうは見てほしいのでしょう。そんなとき、叫たくなります。 今の時代、嫁だなんて呼ぶ? 嫁だから、姑にちゃんとしなきゃいけない? 夫と結婚はしたけれど、家に嫁いだつもりはない。実はその夫との関係も微妙な今日このごろ、、義理の母親の面倒...
2023.02.14 14:33人との間にある境界線は風船のようにふくらませよう人との関係で、居心地が悪いな・・とざわざわすることってあります。それを左右するのは自分の周りにある「境界線」これが、人との間にラインを引いてくれるんです。仕事場で会う人、友達や家族、大切な人との間に、どんな「境界線」が見えますか。ここで言う境界線とは、自分と他者の「境い目」となるラインのこと。関係性の調整だったり、安全確保などのために、柔軟にそのラインのあり方を変えられるとよいみたいです。境界線は風船に喩えられるそうです。例えば、自分が風船の中にいるとして・・風船が小さいと、境界線はすぐにそこにあり、今にも風船は割られてしまいそう。だから、境界線は遠くへ、風船は大きくしたい。大きくするためには、風船の素材は柔らかく、強くして、たくさんの空気を入れるとい...
2022.08.20 03:56シニア女性白書〜見過ごされてきた中高年女性の生きづらさ〜完成!たくさんの女性の体験に耳を傾け、生きづらさを浮かび上らせようというAlliance YouToo の試みは昨年後半から始まった。それから一年、ようやくこうしてカタチになった。女性は皆、決して不幸だというわけではない。必死に前を向いて生きてきて、今、いる場所でそれぞれに美しく花を咲かせている。しかし、背後に、それ以外の道を阻むものがあったことは事実。見ないフリをすることもできる。ただ、私たちはそれを、「生きづらさ」として浮かび上らせたかった。巻頭には三井マリ子さんに寄稿を頂いた。「高齢女性の生きづらさをなくすための知恵」と題する、北欧の取り組みの紹介と日本女性を鼓舞するメッセージだ。女性が自分自身を大切にして生きられる社会を実現するために、生きづらさに目...
2021.12.07 08:38フェミニストになるための道具 ~『イジェアウェレへ フェミニスト宣言、15の提案』 から 『イジェアウェレへ フェミニスト宣言、15の提案』(チママンダ・ンゴスイ・アディーチェ著)は、著者から女の子を生んだばかりの友人イジェアウェレへの手紙。娘をフェミニストに育てたいと言う友人に向けて、どう育て、どう伝えていったらたらよいかを書いたもので、小さな書籍になっています。女の子は、注意しないと既にこの世を覆っている家父長制という構造の中で自分を見失ってしまいがちだから。 アディーチェは、『男も女もみんなフェミニストじゃなきゃ』やTEDトークでフェミニストであることを勧めたナイジェリア生まれの女性。私たちは、これをきっかけに、世界中で「フェミニスト」であることを声高に叫ぶことができるようになった、と言っても過言ではないはず。ビヨンセが『“***F...
2021.11.30 00:08「お一人様」ワタシ編●「枠組み」の温度差私は社会人になって約10年経ちます。この10年、一般の職場から障害者雇用のクローバーに行くまでとても苦労しました。とにかくフラッシュバックでパニックを起こして大変でした。会社の当たりが悪かったり、プライベートでも合わない人と当たることは多かったと思います。学生の時に遊ぶ機会がなかったから、その分を取り戻そうと急ぎ過ぎたんじゃないかな?というくらいカフェ巡りに熱心になり、砂糖中毒になっていた覚えもあります。しかし、それ以上の原因があったんだと気付きました。学校という枠組みをなくしたことで慌てていたんだと思います。だから学生の頃だったら無理して関わらなかったような人とも関わってしまった。●ちょうどよい「距離感」学校をなくして1番困ったの...