はたらく、じゆう、生きる〜自由に生きてきたわたしだけれどーその1

わきまえる女とかわきまえない女とか、少し前に話題になっていた。

わたしはわきまえてなんか、こなかった。

得意な裁縫を生かせる仕事をしたいと思って、学校に行った。

育った家庭で、女だから裁縫を身につけなさい、と言われたから得意になったわけではない。

手しごととかものづくりが好きだったのだ。

できればデザインのことをもっと勉強したいなと思ったけれど、それはあきらめた。

なぜなら、早く社会に出たいという気持ちが強くなったから。

それに、デザインの学校は働いてからでも行けると思った。勉強したいことは、自分でお金を出せば自分の意思でいくらでもできる。

ウチは自営業で、両親は一緒に仕事をしていた。

私もある程度成長してからは、その仕事を手伝ったりした。

はたらくのは、とても楽しかった。

NPO法人YouToo

生きづらさを抱える女性たちの思いに「You Too」と寄り添う場です。 もやもやする気持ちを言葉にし、生きづらさの背景を考え、学び、生きやすい社会を作るために連帯して声をあげていきます。「わたし」を主語にして話すことで、あなたも、社会も、元気になる方法を探せるはず。 NPO法人YouTooには、あなたと同じ思いを持ったわたしたちがいます。