はたらく女性と社会の変化

1週間に10.12時間。日本の家庭で行われる家事労働時間の男女差だ。 1ヶ月で44時間、1年では527時間も女性が長く家庭内で働いていることになる。 

家庭外ではどうだろう。共働き世帯数の推移は、1997年を境に「男性雇用者と無業の妻からなる世帯」(つまり専業主婦世帯)の数は、「雇用者の共働き世帯」に抜かれ、以降、その差は広がる一方となっている。2017年に共働き世帯数は1980年の専業主婦世帯数を超え、すっかり逆転。たった45年の間に、結婚した女性の生き方は全く変わった。

ただし、「家庭でのケア労働は女性の役割である」と考える性別役割分業の意識は、この20年間ほとんど変わっていない。家庭における家事および育児は相変わらず、主に女性によって担われている。

NPO法人YouToo

生きづらさを抱える女性たちの思いに「You Too」と寄り添う場です。 もやもやする気持ちを言葉にし、生きづらさの背景を考え、学び、生きやすい社会を作るために連帯して声をあげていきます。「わたし」を主語にして話すことで、あなたも、社会も、元気になる方法を探せるはず。 NPO法人YouTooには、あなたと同じ思いを持ったわたしたちがいます。