「男尊女卑依存症社会」を読む
●ワーカホリックは男尊依存症の現れ
⚪︎依存症と自尊感情、依存症と認知の歪み・・・という見出しから想像できるのは、自分は、家族のためにハードワークしているんだ!すごいだろ、すばらしいだろ、みたいに自分では思っているが。家族の捉え方は違うよ。まわりは嘲笑しているのかもしれないよ・・・みたいなこと。
⚪︎「男らしさの病」と言う言葉を目にして、清田隆之さんの「さよなら俺たち」という本を思い出した。
⚪︎昭和から平成にかけての「おじさん」は、私服がぜんぜんいけてないっていうのをOLが笑っていたよね。
⚪︎仕事がすべてで、楽しむすべを知らないおじさんたちが多かっった時代。
⚪︎「ノミュニケーション」と称して職場の人と愚痴を言い合いながら酔うことが気分転換になっていたのだろうか?
数字に現れる「評価」に依存していた実態がある。
朝日新聞に、医師の働き方改革をテーマにした連載がこのところ掲載されている。それを読むと、えぐい。昭和の価値観により押しつぶされる前に、逃げ出すことがいちばん、という気がする。逃げることは悪いことではない。新しい場所で医療の技術を役立てることのほうがよほど大事。
九州のどこかの市の市長が「私と働くのなら家庭と訣別」「耐えきらんかったら辞めろ」などのパワハラ発言したことを糾弾された。
最近のわかい人たちの価値観は変わってきたと言われている。
●リーダー職への昇進を打診されても「仕事がすべて」になるのを避けたいからことわる、という発想を持つ若い人もいる。
⚪︎自分はなにもので、何をしていきたいか、に主軸を置いて生きている人が若い人のなかには増えてきている・・・とか。
⚪︎日本では、ルールに無自覚に従うのがデフォルト。なぜこのルールがあるのか、このルールによりどうなるのかを思考しない人が多い。役所的。出る杭は打たれる。
⚪︎私はシステム(ルール)を作る側だったから思うのですが、システムを作った側は、マニュアルのどのへんをどのくらい真面目に守ればいいかなんとなく知ってるけど、できちゃったシステムを与えられたユーザーは、全部真面目に守りがち。
●ルールについて強弱を自分なりにつける、柔軟性が、ないってことかな。とくに日本人はそういうことが多いのかもしれない。
⚪︎この雰囲気だと、やっぱできないよね、っていう発想が、生まれがち。とくに「上層部」の人が中心となるような職場や会合では。
⚪︎仕事、業務を、言語により進めるよりも、人間関係により進めがち。
⚪︎「おかみ」の言うことだから従う。しかしそのおかみ、がそれでいいのか、を考えない。
フェミ読みで目醒める土曜日
毎週土曜日7時から開いています🎶
参加者が選んだ本をテーマに私たちの生き方や思考についておしゃべりしませんか。
https://2024-feb-femi-bookclub.peatix.com/view
0コメント