変わらぬ社会構造と世代ギャップ
私は60代前半で、孫がいてもおかしくない年齢になっている。娘はもう大人で、私は娘の歳では2人目を産んでいた。時折、私の父(娘の祖父)が、娘のことを『そろそろ嫁さんだな』と囁いた。それを娘に伝えると、「結婚なんかして相手が変な人だったら怖い。それに、自分の事だけで精一杯」と言う。私は娘に共感する一方で、ふと親としての責任も感じた。
今、YooTooの読書会で本を読んだり、オンラインスナックで参加者と話をしながら、ジェンダーやフェミニズムを学んでいる。でも、まだまだわからないことばかりだ。頭をフル回転し、理解したり考えたりするのに時間がかかる。 それでも、社会の構造が、男性が生きやすいように都合よく作られてきたことなどを知らなければ、『人は結婚して家族を持って初めて一人前なんだよ』と当たり前のように娘には言っていたろうし、『それが正しい人の道だ』と信じたまま人生を終えていたかもしれないと考えると、フェミニズムは社会を知るきっかけだったと思える。
今後、縁があって娘は誰かと一緒に暮らす事になるかもしれないし、しないかもしれないが、どちらでも構わない。どうか自分に正直に生きてほしい。その正直な生き方は、今の社会では苦しいことになるかもしれないけれど。
先日、60代半ばの友人と外出した際、世間話から彼女は息子夫婦の話を始めた。曰く、「うちの息子、孫の保育園の送迎もやっているし、家事全般、料理からゴミ出しまで何でもしてるのよ!それに比べてうちのダンナはな〜んにもしない。『何かしてよ』と言えは、『俺は大黒柱だ。大黒柱はデン!と構えているものだ、だから何もしないのだ!』って威張ってるの!」。「息子は忙しい中、野菜炒めとかつくるでしょ、だからいろいろね、食材を送ってやるのよ、共働きで大変でしょう、倒れたら大変」。親と子では、こんなにも違う。彼女は世代のギャップをひしひしと感じていた。
わたしたち世代の女は、子育てを終えてもなお、定年後の夫育てをしなければならないのか?うんざりする。
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